サムライダマシイ
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20081118   目が、目がァー!
あ……ありのまま昨夜起こった事を話すぜ!

『おれはBSで 「逃亡者」 を観ていたらいつのまにかトミーリージョーンズを本気で美しいと思っていた

な… 何を言ってるのかわからねーと思うがおれもなぜあんなに美しいのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…オヤジ受だとかジーンズ萌えだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


以前観た時は 「逃亡者モエ!」 と仰る皆さんの云ってる意味がわからんかったが、
もはやわからんかった俺の方がわからんわ。モエだわ。雷に打たれたかのようにモエたわ。
トミーリーがこれでアカデミー取ったのはあまりの美しさに審査員の目が眩んだからに違いありません。
しかし、腐女子たるものハリソンフォードとの様式美的絡みに萌えるべきところなのかもしれんが、
今回ばかりは 「I don't care!」 という感じである。むしろここで重要なのは 「愚か者の祈り」 である。
やっぱりダナハーにはトミーリーしかいねえ。いねえよ。つうかジェラードはまんまダナハーだったよ。
桐野的にマロイ28歳美形はクリス様なのでパッと見は10人中9人が逆だと思うでしょうが(あと1人は私)
トミーリー受です。トミーリー受ですよ。誤解があってはいけないので二回云っておく。
20081114   リメンバー 「大統領魂」
しまった、私としたことが 「ベスト合衆国大統領」 の話題でコレに触れるのを忘れるとは何という失態!
大変失礼いたしました。アレを語らずしてアメリカ合衆国大統領の何たるかは語れません。
めんどくさい方には大統領発言録を。1分でアメさん的 「大統領」 像が学習できます。レッツ・パーティー!
このゲームのためだけに、「鈍器」 とさえ呼ばれた初代XBOX本体を買うべきか迷ってもう4年になる。
「ゲーマー」 という単語から3億光年遠くにいるこの私が。GB版マリオで時が止まっているこの私が。
だいたいレジスタンスの組織名が 「ナイスガイ」 って。「ナイスガイ」 ってお前。もう……ヒャハー!

さて、こないだ地元の映画祭で 「ジェイン・オースティンの読書会」 を観てきましたよ。
ここしかないというタイミングでエイミー・マンが流れた瞬間 「やられた!」 と思った。いい映画を観た。
私が無条件で好みがちなのは 「まったく別々の物語が小さな点で繋がりながら大きな円を描く」 タイプの
群像劇ですが(例:「マグノリア」 とか 「ラブ・アクチュアリー」 とか 「マイハート・マイラブ」 とか)、
これはまったく別々の物語を背負う人々が 「読書会」 という一種の異常事態を蝶番に結びつき、
しかしそれぞれの物語は独立したまま同時に進行する。中心から放射状に伸びる物語。
こういうのもなかなかいいですな。水面下でどんなドラマがあったのかはお互いほとんど知る由もない。
それでも彼らが語り合うオースティンの物語は実際のところ彼ら自身の物語であり本音であり、
それぞれのドラマが進むにつれて毎回めまぐるしく変化する読書会の空気は緊張感があって
とても面白い。尻上がりにぐいぐい良くなる映画でした。役者がみんなムダがなくてよい。
でもオーガナ議員!SW者としては普通の家庭生活を送りジャージ着てるあなたが変な感じです!

ところでこういう映画はよくチラシに 「あなた自身の物語がきっと見つかります」 とか書かれていて
私はそのたびに 「そんなものァ求めてねえしそもそも見つかったためしがねえよ」 と思うんだが、
ジェイン・オースティン読んだことないけどSFをこよなく愛し、携帯の着信音がR2D2の着ボイスで
「マンスフィールド・ パーク」 を語るに 「帝国の逆襲」 を引くメンバー黒一点、というかオタ一点
グリッグ(ヒュー・ダンシー君)を見るにつけ、俺自身の物語ってやつを…見つけちまったようだぜ…!
いやー私もジェイン・オースティンの作品はタイトルだけ知っててまったく読んだことないですが、
そのかわりシオドア・スタージョンやジェイムズ・ティプトリー・ジュニアやアーサー・C・クラークや
SWを愛しているオタクであるので、グリッグの存在ゆえに素直にノッて観れたんでないかと思います。
女子にアーシュラ・K・ル=グィンを薦めるアイツの選択肢なかなか的確なのではないかと思う。
パトリック・オブライエンとか、男子勢の趣味はいちいち一緒に酒が飲めそうですばらしい。(結局そこか)
20081109   現実は虚構より奇なり
先日アメリカ合衆国史上初の黒人大統領誕生決定という歴史的な瞬間に立ち会って私が考えたことは、
「あーフラッシュフォワード…」 でした。作中の設定が 「2030年の世界状況」 だったことを考えると、
リアルな黒人大統領の誕生は世界が思ってたより随分早かったんじゃなかろうか。
(そして黒人大統領はいても女性大統領がまだいないという描写にはアメリカの本音が垣間見える)
その辺は、意外と某新聞の云う通りハリウッドの影響があるのかもしれません。
「ディープ・インパクト」 のモーガン様とか説得力あったもんな。ウソから出たマコト、ポリティカルコレクトも
繰り返すうちにサブリミナル効果というわけか。まあそんなこと云っても黒人や女性の大統領は
たいていSFか社会派ファンタジー(「ザ・コンテンダー」 的な)かコメディ、という扱いだったわけで、
やっぱり影響という点で直接の功労者は 「24」 のパーマー大統領なのではないかという気もしますが。

AOLの映画サイトでは 「Best Movie Presidents」 なる投票企画が実施されとりましたようで。

【映画の大統領ベストランキング】(抜粋・パーセンテージは得票率)
 14位:「ラブ・アクチュアリー」 のビリー・ボブ・ソーントン(1%)
 13位:「博士の異常な愛情」 のピーター・セラーズ(1%)(プラス私の1票)
 9位:「マーズ・アタック」 のジャック・ニコルソン(3%)
 4位:「インディペンデンス・デイ」 のビル・プルマン(12%)
 3位:「アメリカン・プレジデント」 のマイケル・ダグラス(15%)
 2位:「ディープ・インパクト」 のモーガン様(16%)
 1位:「エアフォース・ワン」 のハリソン・フォード(24%)

アメさんたちが自国の大統領に何を求めているかが実によくわかりますね。特に1位。
宇宙人とかテロリストとか隕石とかに襲われても最前線で頑張り 「私の飛行機から降りろ!」 と云えれば
もう白人とか黒人とか政治とか関係ねえんじゃねえか。いいなあアメリカ人。素直にバカで。(誉め言葉)
だいたい宇宙人とテロリストが同列扱いだもんな。「インディペンデンス・デイ」 の大統領なんか
私の記憶が定かならば元空軍で自分も率先して前線に出ちゃったりして兵士たちを感動させてみたり
「Today we celebrate our independence day!」 とか全世界がアメリカ国民になったんかと思うような
演説をしてみたり 「神よ許したまえ…」 の一言で核兵器のボタン押したりとパクス・アメリカーナ全開で、
アメさんのアメさんによるアメさんでもさすがにちょっとどうかと思う大統領ぶりだったもんな。
だが、3%のお前らはジャック・ニコルソンで本当にいいのか。

一方で批評家は 「イメージが悪くなるのも顧みず悪役を演じた功績」 というわけのわからん理由で
「トレーニング・デイ」 のデンゼル・ワシントンにアカデミー主演男優賞を贈り、
ベストムービーヒーローに 「アラバマ物語」 の黒人差別に揺るがないグレゴリー・ペックを選ぶ、
それがアメリカン・ウェーですよライアン大佐。(深海でモーツァルトを聴きながら)
キネ旬とかを眺めてみても思うけど、やはり批評家の皆さんとは酒が飲めそうにない。
モハヤコレマデ